自分はあまり頑張っていないと言うその人を、なんとか元気付けたいと、私はその人へのメッセージを含めて、コメントを書くことにした。
『持病や古傷と共に生きて、治療を続けている、それだけで十分頑張っていると思います。
人を励ますことができるのは、自分が頑張っているからです。
頑張っていない人は、他の人が頑張っていることに気付くことができません。
どうか頑張っている自分を認めてあげてください。』
そう書いて、思い直した。
もし「自分は頑張っている」と認めたら、治るのを期待してしまわないだろうか。
そしたら、『頑張っているのに、なんで治らないんだ!』と、余計つらくなるんじゃないだろうか。
もしかすると、頑張っていないと思うことで、完治しない現実を受け入れようとしているのではないだろうか。
そう思うと、何も書けなくなった。
なんて私は、浅はかなんだろう。
そもそも「元気付けよう」と思うこと自体が、自分のほうが優位だと思っている証拠である。
いったい何様のつもりなんだろう。情けない。
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