終わった恋

洋服屋の２代目が職場に来た。

２ヶ月ぶりに会う２代目は痩せていた。

「痩せた？」と尋ねると、
「うん、６キロか７キロくらい痩せたかな」と２代目。
「すごいじゃん！ おなかもペタンコでカッコいい！」
「体の殆どが水分だから」
「体の９割ジントニックだもんね！」

あんなに苦しいほど好きだった２代目が会いに来てくれたのに、自分でも驚くほど、ときめかなかった。

ああ、私の中では、もう終わった人なんだなと思った。

日曜日の朝の夢で、「不意の来客があるかも」「冴えたウィットで異性をとりこにできる」とあったのは、このことだったんだな。
まぁ、とりこにできたかどうかはわからないけど。

昨日の朝の夢の、「人生の転換期」「どの結婚相手にするか迷う」というのも、２代目か同僚かってことだろうか。
しかし、どちらからもプロポーズどころか交際すら申し込まれてませんけど(笑)

今朝の夢の、地面に散らばった桜の花びらは、既に散っているってことから考えると、「終わった恋」を表しているのかも。

これからどうなるのか。

成り行きに任せよう。