中には、力士と見られる埴輪が2体含まれているそうで(写真1)、当時すでに相撲が行われていたと考えられます。
今回の力士像は下半身のみですが、他の地域のものには、まるで雲竜型の土俵入りを思わせるような、片腕を曲げて脇に当て、もう一方の腕を横に伸ばしたものもあります(写真2)。
雲竜型の土俵入りの両腕の形は、攻めと守りを表現していると言われています。
貴人の墓の副葬品として力士の埴輪を入れたのは、きっと、貴人に寄り付く悪霊を攻め、貴人を守るためだったのだろうと思います。
相撲の歴史と奥深さを改めて知らされたニュースです。
1 件のコメント:
5世紀ですか~!
そんな昔から力士ってあったんですね!
古墳時代の埴輪かあ…すごいな…
歴史のロマンを感じずにはいられませんね~。
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