他の女優さんと比べて華がないと言われて落ち込んでいたとき、
裏千家のお家元にそのことをお話ししたら、こう言われたそうです。
「羽田さんにはヤマザクラの良さがある。自然で飾り気がなくて媚びない。
ヤマザクラの美しさは好ましい」
そう聞いて、羽田さんは、
人それぞれの美しさは花それぞれの美しさと一緒だと、勇気づけられたそうです。
バレエの舞台を終えてからずっと、写真やVTRを観たわけでも誰かに何か言われたわけでもないのですが、「私は醜い。舞台なんて出るんじゃなかった」と、落ち込んでいました。
立ち直れずに悶々としていたら、昨夜テレビドラマで羽田さんを観て、
ふと前述の言葉を思い出しました。
私はヤマザクラよりもっと地味で野暮な花かもしれません。
それ以前に花じゃないかもしれません。
それでも、きっと何か私なりの良さがあるのではないかと思います。
これからは、それを探していこうと思います。
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