2011年5月3日火曜日

片岡鶴太郎展










岡山県の新見美術館へ、片岡鶴太郎さんの展覧会を観に行きました。


筆をゆっくり動かす一般的な絵はがきの描き方のものから、
垂らし込みのような日本画の古典的な技法を用いたものまで、
様々な作品が見られました。


中には、かつて横山大観が挑戦して「朦朧体」と揶揄された技法もあり、
とても興味深かったです。


鶴太郎さんは、決して絵が上手というわけではありません。


バレエや他の芸術もそうですが、技術があるだけでは観る人を惹き付けることはできません。


創作に現れるその人の心が、観る人を捕らえるのです。


関心されるより感動される作品を。


鶴太郎さんの作品は、間違いなく観る人を感動させる素晴らしいものです。



0 件のコメント: