七勝八敗で技量審査場所を終えました。
黒星がひとつ多いだけですし、平幕の上位がことごとく負け越しているので、
来場所そんなに番付を下げることはないでしょう。
体重が10kg減ったので、動きが機敏になり、膝への負担も減ったのではないかと思います。
その代わり、スタミナとパワーが不足してしまったかもしれません。
立ち合いの当たりを強くするため、体重を増やす必要もありますが、
ジムトレーニングで固くて重い筋肉を付けるのは、どうかなと思います。
イチロー選手のように、使うことで、必要な筋肉を強化していくほうが、安美錦関には合っている気がします。
上記は、あくまでも私個人の見解です。
今後、安美錦関は、自分に最適な稽古やトレーニング、休息やケア方法を模索していくことがライフワークとなるでしょう。
地味で時間のかかる作業ですが、それらを見つけることができたら、魁皇関のように、強さと地位を維持しながら現役を続けることができるはずです。
大型で、力で強引な相撲を取る力士が多い中、
決して大きいとは言えない体で、知恵と技を駆使して相撲を取る安美錦関には、一日でも長く相撲本来の強さというものを見せてほしい。
安美錦関、いろいろあった中、十五日間お疲れさまでした。
ありがとうございました。
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