子供の頃に観た「ルパン三世」の再放送で、唯一覚えている話。
不二子の伯母という女性が登場する。
名前は、峰ブジ子(安易だ・・・)
しわだらけの顔にしゃがれた声、だらしなく太った体。
ルパンは半信半疑だ。
その伯母が言う。
不二子も年を取れば、こうなるのだ。
怪しんだ五右衛門が伯母に斬鉄剣を一振りすると、
伯母の体は真っ二つになり、中から不二子が現れる。
恥ずかしそうに不二子が言う。
年老いて醜くなっても、ルパンが今と変わらず愛してくれるか確かめたかった。
不二子を抱きしめ、変わらぬ愛を誓うルパン。
めでたし、めでたし。
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小学生のとき祖父と観ていた「水戸黄門」の再放送で、印象に残っている話。
染物屋の若者と美しい花魁が恋に落ちた。
そして、いつしか互いに夫婦になりたいと思った。
しかし、手に藍色が染み付いて取れない、
こんな汚れる仕事を美しい花魁にはさせられない。
そう言って、若者は一方的に花魁に別れを告げる。
突然の別れに納得のできない花魁は、若者の工房へ駆けつける。
黄門様から若者の真意を聞かされた花魁は、
それでも若者と一緒になりたいと、染物液の中に両手を浸す。
白魚のような手が、爪の間まで藍色に染まり、若者は花魁の想いの深さを知る。
そして二人は、晴れて夫婦となる。
めでたし、めでたし。
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お金や物に恵まれた生活よりも、愛が大事だと伝えたいのか?
愛で飯は食えないぜ!
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