伊達さんは、32歳のときピラティスを始め、37歳で現役復帰しました。
実は私も、今年からピラティスを始めました。
一日でも長く踊るために。
教室へは通っていませんが、本を見ながら一日15分がんばっています。
ピラティスを始めてから、関節の可動範囲が広がり、体幹が強くなって、
手脚の動きが良くなりました。
ピラティスは、もともと兵士のリハビリのために考案されたものだそうです。
元バレリーナの吉田都さんや草刈民代さんも、20代で腰を痛めたのをきっかけに
ピラティスを始め、お二人とも40代まで第一線で活躍しました。
スポーツジムでのウエイトトレーニングでは、大きな重い筋肉がつくので、
敏捷性が失われます。
また、上体が重くなり、膝への負担が増えるので、膝を痛めることにもなります。
ピラティスは、
ヨガと違って胸で呼吸し、ゆっくりした動作でインナーマッスルを鍛えます。
例えば、膝を立てて仰向けに寝て、下腹を凹ませます。
(おへそが背骨に引っ張られるイメージ)
それをキープしたまま、ゆっくり8秒かけて、上半身を45度の高さまで起こします。
要するに、よくやる腹筋を鍛える動作を、半分の高さまでで、かなりゆっくり行う
ということです。
簡単そうですが、これが結構キツい!
安美錦関なんて、
外側の大きい筋肉ばっかり鍛えてて、インナーマッスルは弱そうだから、
ピラティスの動作はどれもできないんじゃないかな。
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