三次市の奥田元宋・小由女美術館で開催されている「琳派・若冲と雅の世界」を観に来ました。
若冲の作品は6点しかありませんが、初めて観る六曲一双の鶏図屏風や菊花図屏風もあり、楽しめました。
若冲の作品が少なくても、俵屋宗達や尾形光琳、酒井抱一など、
誰しも美術か日本史の教科書で目にしたことのある有名どころの作品が、
何点も展示されていました。もちろん全て本物です。
中には、重要文化財や重要美術品に指定されている貴重なものもあり、見応え抜群でした。
ここの美術館は、以前にも、円空と木喰作の仏像を全国から何十体も集めた展覧会をしたり、
マイセンやセーブルなどヨーロッパの最高級陶磁器のアンティーク展をしていました。
今後も、7月〜8月にはアンパンマン、年明けには土門拳といった、超メジャーな作品展があるようです。
いつも思うのですが、ここの美術館は、どこにそんなお金とコネがあるのでしょうか。
作品のレンタル料も輸送費も保険料も、決して安くないものばかりです。
身近で(車で一時間)、素晴らしい作品を観ることができるのは、とても嬉しいし有難いのですが、ちょっと気になります。
2 件のコメント:
大変おくわしいですね!
若冲、こないだBSでやってた特集を見ました!
あの特集で初めて若冲を知ったんですが、素晴らしい作品ですね!細密画ですね。あの細かさに、感嘆しました・・!私には到底ムリ・・
実は着物の帯に凝ってた時があり、帯の柄で、「琳派」というのがありました・・、私の最も好きな柄です!
美術館のお金とコネ、たしかに気になりますね・・!
私だったら、きっと見落としてしまう所ですが・・(笑)
本物を集めてきたのが、すごいですよね!
帯の柄に「琳派」ってあるのですか!
どんな柄なのでしょうか。
金箔とか使ってあって豪華な印象を受けますが・・・
ぜひ今度ブログに載せてください。
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