雪舟が作ったとされる鶴亀の庭(写真2枚目)があります。
山口県益田市の万福寺の雪舟庭に似ている気がします。
雪舟といえば、子供のころ涙で描いたネズミが本物のネズミになった話が有名ですが、この庭にも似たような話があります。
なんと、石組の亀がリアルすぎて毎晩動いたらしいです。
怖いからなんとかしてくれと言われた雪舟は、亀の石組に岩を突き刺して鎮めたそうです。
めでたし、めでたし。
そんな立派な庭ですが、昭和初期までは荒廃していたらしいです。
それを重森三玲さんが復元したそうです。
茶室「図南亭」の庭(4枚目)も同様だそうです。
このお寺では、500円追加でお抹茶とお菓子がいただけます(写真3枚目)
(図南亭ではありません)
「雪舟」と名付けられたこのお菓子は、老舗の亀屋良永のもので、ここでしか頂くことができません。
京都の冬は本当に寒くて、防寒を万全にしていても足の指がちぎれそうなほどでした。
玄関で受付の方とそんな会話を何気なくしたのですが、わざわざ庭に面した部屋のファンヒーターを点けてくださって、充分暖まるまでゆっくりしていってと勧めてくださいました。
優しい気遣いに、心まで暖かくなりました。
このお寺には、庭園のほかにも立派な屏風や襖絵などがあります。
携帯電話からの投稿のため、添付できる写真の数に限界があり、全てをお見せできないのが残念です。
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