重森三玲の手掛けた波心庭があります。
写真にもあるように、このお寺は観光客を好みません。
本当に庭や建築に興味のある方のみ、お入りください。
私は庭への興味は真剣ですので、堂々と見せていただきました。
門をくぐると、重森三玲らしい巨石が、平らな面をこちらに向けて点在しています。
まるで自分自身を見つめるための鏡のようで、
「今一度、己に問いなさい。庭と真剣に向き合う覚悟はあるのか?」
と問われているようでした。
露地を抜け、覚悟を決めて玄関を上がると、あらゆる障子が開け放たれていました。
このお寺、受付にも案内にも誰もいません。音声案内もありません。
聞こえるのは、木々のざわめきと、滝の水音と、鳥のさえずりだけです。
あなたの心眼はこの庭をどう捉えるのか、そう問われているようでした。
1 件のコメント:
うわー、これは綺麗ですね~!
びっくりです。
行った事ないんです。
今度行ってみたいです。
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