5月3日に、日帰りバスツアーで高野山へ行きました。
高野山というのは一つのお寺を言うのではなく、和歌山県の高野町にある山々の総称なのだそうです。
平安時代の弘仁10年(819年)頃に弘法大師空海が修行の場として開いた仏教における聖地で、117の寺があります。
平成16年(2004年)7月7日に、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
今回のバスツアーでは、まず宝城院という宿坊で精進料理を食べ、雪舟の絵を台にした刺繍絵と狩野元信の描いた障壁画を見ました。
その後、金剛峯寺近くのお堂で、仏様と縁を結ぶ胎蔵結縁灌頂(たいぞうけちえんかんじょう)という儀式を受けました。
私はそんなに信心深い人間ではないので、仏様と縁を結ぶといってもピンときません。
ただ、雪舟と狩野元信の絵を見たいがためにツアーに参加しました。
写真は、宝塔と熟年カップル、若い修行僧たち、修行僧たちの履物、お堂、精進料理、宿坊の庭園。
若い修行僧を見ると、やっぱり与謝野晶子の有名な一首が思い出されますね。
『柔肌の熱き血潮に触れもみで さびしからずや道を解く君』