2018年7月10日火曜日

人として

昨日、他部署の子と自宅の被災状況について話していたら、お局様様に怒鳴られた。

「勤務時間中でしょうが!!!」

勤務開始時刻を2分過ぎていた。

確かに、勤務時間中に仕事以外の話をしたのは良くない。

しかし、そんなに怒鳴りあげるほどのことだろうか。

彼女も私も自宅が山の中にある。
尾道だから断水してるし、土砂崩れや床下浸水の可能性もある。

それは、総務課長であるお局様なら百も承知のはずだ。

あの人には思いやりというものがないのだろうか。

断水で食事も入浴も満足にできず、トイレも溜めた僅かな水で流すだけ。
手を洗うことすらできない。

こんな生活がいつまで続くかもわからない。
想像以上のストレス。
たった一日半で、すでに精神的に参っている。

そんな人間に、頭ごなしに怒鳴りあげるなんて、いったいどういう神経をしているのか。

毎度のことながら、お局様が部長に即報告したので、私は部長に頭を下げに行った。
いつもなら謝罪の言葉だけ言って下がるんだけど、そのときは思わず意見してしまった。

「怒鳴る必要ありますか?」

仕事に入っても、精神的動揺が消えず、動機がして、とても窓口でお客様の対応ができる状態ではなかった。
私は部長に「すみません。立ち直れないです。帰っていいですか。帰りたい…」と言うと涙が溢れてきた。

自分で思ってる以上に精神的に参ってると思った。

部長は「休憩しておいで」と言った。
しばらく(と言っても2~3分)事務室内の備品倉庫で泣いた。

一晩たった今も、やはり、お局様様のあの無神経さ思いやり気遣いの無さは、人としてどうかと思う。

あの人は間違いなく、規則を振りかざして瀕死の人間を見殺しにするタイプだ。

あんな人間になってはいけない。
私もつらい。
でも、窓口に来るお客様も、被災してつらい状況にある方がほとんど。
そのつらさやストレスを少しでも和らげるように、笑顔で明るく穏やかに接するようにしよう。

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