2008年8月15日金曜日

萬福寺 雪舟庭園

本堂は鎌倉時代の建物で、立派な木がたくさん使われている。

私の大好きな一枚板もふんだんに。

本堂の裏に庭園がある。

どちらも手入れが行き届いていて、とても大切にされているのがわかる。

ここの庭園は素晴らしい。
何より、音声案内がないのがいい。


本堂に入ると、受付のおばあさんがお約束で説明にやってくる。
年配の夫婦は、うっとーしそうだったけど、

私はそのおばあさんに惹かれるものがあった。

説明が一通り終わっても、いろいろ話を聞かせてもらった。


そのおばあさんいわく。
日本の古い作品、庭や絵や建物は、完成の九割くらいで作られている。
残りの一割は見る人の心によって作られる。


なるほど、だから音声案内がないのだ。


おばあさんとは、かなり長いこと話をした。
とても深い話で、うまく説明することができないが。。


興味を感じたことには何でも挑戦したらいい。
でも、壁にぶつかったからといって、そこで辞めちゃいけない。
壁を乗り越えて、何度も乗り越えていけば、ある程度のレベルまではいける。
才能があるかどうかは、それからの話。
もし、そこで才能がないとわかったとしても、

そのレベルまで続けていたら、別の道へ進んでもやっていける。
まるっきり違う世界のものでも、何かしら共通することがあるから。


最後に、
どんなに努力しても、年齢だけは戻すことはできない。
若いうちに精いっぱい努力をしなさい、と言われた。

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