2012年9月30日日曜日

平櫛田中

読売新聞の日曜版に平櫛田中が取り上げられていました。


平櫛田中(ひらくしでんちゅう)は、岡山県井原市出身の彫刻家で、107歳で亡くなるまで現役を貫きました。


100歳の頃、あと10年以上作品を作れそうなほどの木材を買い込んだ逸話で、日本テレビ「深イイ話」に取り上げられたこともあります。


晩年には、彫刻だけでなく書にも親しむようになり、いくつか有名な言葉を残しています。


『いまやらねばいつできる。わしがやらねばたれがやる』


『六十、七十は鼻たれ小僧。男ざかりは百から百から』


守拙求真(しゅせつきゅうしん)を胸に、師の岡倉天心に言われたとおり「売れない作品」を作り続けました。


美術館は二ヶ所あります。
井原市立田中美術館(岡山県井原市)
小平市平櫛田中彫刻美術館(東京都小平市)


平櫛が養子に行った先の広島県福山市の方は、もっと身近に作品を見ることができます。


福山駅前の定番の待ち合わせ場所「釣り人像」は、平櫛田中の作品です。

2012年9月23日日曜日

大相撲九月場所 千秋楽

安美錦関、10勝5敗で九月場所を終えました。


今日は東の関脇妙義龍関との取組だったので、「これより三役」の土俵入りをしました。


しかも、返しの扇で、後ろに大関二人を従えた要の位置。


カッコいい!!!


そして、取組では勝機を逃さず妙義龍関をあっさり退けました。


取組後は、土俵下で弟弟子日馬富士の一番をじっと見つめていました。


花道を下がってからは日馬富士を待ち、横綱昇進を決めた日馬富士としっかり抱き合い、喜びを分かち合っていました。


精魂尽き果てた表情で花道を下がってきた日馬富士が、やっと安心して笑顔を見せた相手は兄弟子の安美錦関でした。


これまで沢山の苦労を共に過ごしてきた二人の間には色んな思いがあったでしょう。


これからも、切磋琢磨して伊勢ヶ濱部屋を盛り上げていってほしいです。


お二人共お疲れさまでした。
そして、日馬富士関、優勝おめでとう!

2012年9月22日土曜日

大相撲九月場所 十四日目

いよいよ十四日目。


安美錦関は今日勝って9勝5敗。あと一勝ほしいなぁ。


もっとあと一勝ほしいのは、日馬富士関。
全勝キープで千秋楽を迎えることになりました。


横綱昇進は、ほぼ確定。
あとは全勝優勝という華々しい冠が付くかどうか。


明日は横綱白鵬との一騎打ち。
必見です!

2012年9月18日火曜日

大相撲九月場所 十日目

安美錦関は、隠岐の海関に勝って7勝3敗。
この調子で明日は勝ち越しを決めてほしい。


優勝争いは、日馬富士関が全勝で単独首位になりました。


ついに伊勢ヶ濱部屋に横綱が誕生するかも!!

2012年9月17日月曜日

大相撲九月場所 九日目

安美錦関は横綱に全く歯が立たず、秒殺の6勝3敗。


弟弟子である日馬富士関の援護射撃を期待してたのですが…


日馬富士関のために相撲を取ってるわけじゃないからね。


その日馬富士関は、時間はかかったけど、無事に全勝キープ。


後半もこの調子で!

2012年9月16日日曜日

大相撲九月場所 中日

安美錦関は、大関鶴竜関に負けて6勝2敗。
明日は横綱戦です。


今日の相撲でも脚が前に出てなかったので、多分明日も、その後組まれる稀勢の里戦も負けると思います。


初日の1敗と横綱大関戦の3敗の、計4敗を守れば、11勝4敗です。


そうなれば、今場所、小結二人と平幕上位の成績が悪いので、来場所は三役に復帰できるはずです。


この勢いで頑張れ!!


一方、綱取りの日馬富士関は快勝で全勝を守りました。


これで全勝は、横綱白鵬、日馬富士、稀勢の里、そして平幕の旭天鵬、高安の5人。
1敗に、鶴竜、隠岐の海。


なんだかんだで、出場している横綱と大関3人は優勝争いに絡んでいます。


そこに、若手とベテランが花を添えるという理想的な展開です。


それでもやっぱり話題にならない大相撲。
何故なんだろう?

2012年9月15日土曜日

プロ野球とかプロサッカーの選手って、なんで平気でケガや不調を公表するんだろうか?


全員がそうではないだろうし、実際、新庄剛志さんなどは太ももの筋肉が断絶して激痛に耐えながら試合に出てたらしいけど。


ただ、「右肘に違和感を覚え…」とか「太ももに張りを感じ…」とか、「はぁ?」って思うような理由で途中降板したり休場する選手がいるのも事実である。


変わりの人間は山ほどいて、そのポジションを虎視眈々と狙っているのに、自分の変わりはいないとでも思っているのだろうか?


それとも契約書に「体の不調は正直に速やかに報告すること」などという項目があるのだろうか?


私には、不思議でしょうがない。

2012年9月14日金曜日

大相撲九月場所 六日目

安美錦関は初日の一敗を死守して五勝一敗。
後半の横綱大関戦に備えて、ひとつでも多く勝っておかなければなりません。
この調子で頑張れ!!

日馬富士は今のところ全勝。
この勢いで全勝優勝で横綱になってほしいです。

けっぱれ、安美錦関、日馬富士関!

2012年9月12日水曜日

庭師に弟子入り

先日NHKで放送された番組で、お笑いコンビ「麒麟」の川島さんが、1週間、京都の庭師に弟子入りしていた。


手始めに、旅館の庭の一角の掃除をするよう指示された川島さんは、木々の根元に積もった落ち葉などを全て取り除いた。


すると親方は、「全然ダメや」と否定した。


川島さんが取り除いた落ち葉は、わざと置いてあったもので、そこに馴染むように数年かかっていると言う。


それって、どうなん?


木々の根元に落ち葉があるのが良いっていうのは親方の美意識であって、川島さんの美意識では何もないほうが良かったのだから、それを「自分なりの判断で」と指示しときながら全否定するのは違うんじゃないかな。


次に、親方は、草の生い茂る小川の一部を変えるよう川島さんに指示した。
今度は「大胆に」という注文付き。


何を持って大胆とするかは、その人次第だ。何も変えないことも、ある意味大胆である。


しかし親方は、草を抜いただけの川島さんを再び否定し、川幅を広げ、滝に石を置いて水の姿を変えた。


引っ込み思案で、型にはまることで安心する川島さんに、自分の殻を破ってほしかったのだろうとは思う。


ただ、庭は、庭に限らず芸術の良し悪しは、見る人が決める。


はっきり言って、私はあの親方の手懸けた庭は、全くピンとこなかった。
テレビで観る限りは。実際に行ってみたら、感じ方は違うのかもしれない。


最後に、金戒光明寺に川島さんが法然上人にまつわる庭を作ることになった。


東屋の二つの出口から伸びた道が出合い、真っ直ぐな一本道となって、開けた景色に出るというもの。


道は人生であり、また人との出逢いでもある。
道の方向が変わるきっかけなどを石の形や色で表現していた。


稚拙で未熟で単純な表現ではあるけど、かえってそれが、庭のテーマと一致しているように思えた。


川島さんの作った庭は、ご住職(というのか?)が経をあげ、金戒光明寺の庭のひとつとしてずっと残るらしい。


10年、20年、30年と、時間を経て、あの庭がどう変化していくのか。
庭を訪れるたびに川島さんは何を思うのか。
庭を見た人々はどう感じるのか。


まだ庭は完成していない。


庭を完成させるのは庭師でも時間でもない。
見る人の心である。
私はそう思っている。

2012年9月10日月曜日

大相撲九月場所 二日目

安美錦関は栃煌山関を上手出し投げで倒し、一勝一敗。


安美錦関の「投げ」見たかったなぁ…
あんまり投げ技で勝つイメージがないから。


明日はどんな決まり手で勝つんだろう(勝つこと前提)


横綱と六大関は揃って白星☆
日馬富士関、さらに一歩横綱に近づく。

2012年9月9日日曜日

大相撲九月場所 初日

日馬富士関の綱取りに注目が集まる今場所。


兄弟子の安美錦関は東前頭四枚目で、ちょっと番付が下がりました。


そんな中での初日。
安美錦関は微妙な立ち合いであっさり土俵を割ってしまいました。


明日は頑張ってほしいです。


ちなみに、日馬富士関は手堅く1勝。横綱まで、あと14勝です。

2012年9月2日日曜日

夏バテ、それとも

このところフットワークが鈍い。というより皆無。


平日、「今週末はどこそこへ行こう。あとナン日がんばろう」
と、週末のお出かけを目標に仕事をする。


そして、いざ週末になると、出かける気力が失せて、「めんどくさいからいいや」と、一日中ゴロゴロして過ごす。


ひどいときは、日曜日のバレエのレッスンまでサボってしまう。


夏バテなのかな。
それとも単に怠けてるだけなのかな。


これから過ごしやすい気候になるから、週末は是非お出かけしたいんだけど…