1956年に倉敷民藝館付属工芸研究所として
初代館長外村吉之介の自宅に設立され、
後に現在の名称に変更。
設備は、手織り機(ばた)が9台、
各地から集まった女生徒のみ6・7名が1年間
生活を共にしながら民芸の考えと織物の技術を学ぶ。
世界一小さいが密度の濃い教育施設である。
卒業生は、家庭で自家用か注文に応じて
絹や毛・木綿・葛などの糸を天然染料で染め、
和洋服地・結び織り緞通・ネクタイ・ショールなどを織っている。
さらに、倉敷本染手織研究会を組織して
お互いの励みと勉強のために、
また手仕事の優れた品物が社会に普及することを願い、
1年に数回各地で展示即売会を開催している。
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