2008年6月15日日曜日

倉敷美観地区 「倉敷本染手織研究所」

1956年に倉敷民藝館付属工芸研究所として

初代館長外村吉之介の自宅に設立され、

後に現在の名称に変更。

設備は、手織り機(ばた)が9台、

各地から集まった女生徒のみ6・7名が1年間

生活を共にしながら民芸の考えと織物の技術を学ぶ。

世界一小さいが密度の濃い教育施設である。 

卒業生は、家庭で自家用か注文に応じて

絹や毛・木綿・葛などの糸を天然染料で染め、

和洋服地・結び織り緞通・ネクタイ・ショールなどを織っている。

さらに、倉敷本染手織研究会を組織して

お互いの励みと勉強のために、

また手仕事の優れた品物が社会に普及することを願い、

1年に数回各地で展示即売会を開催している。

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