2011年9月4日日曜日

何様のつもり

安美錦関のブログに、持病の治療で一時入院された方がコメントを書かれていた。


自分はあまり頑張っていないと言うその人を、なんとか元気付けたいと、私はその人へのメッセージを含めて、コメントを書くことにした。


『持病や古傷と共に生きて、治療を続けている、それだけで十分頑張っていると思います。


人を励ますことができるのは、自分が頑張っているからです。


頑張っていない人は、他の人が頑張っていることに気付くことができません。


どうか頑張っている自分を認めてあげてください。』


そう書いて、思い直した。


もし「自分は頑張っている」と認めたら、治るのを期待してしまわないだろうか。


そしたら、『頑張っているのに、なんで治らないんだ!』と、余計つらくなるんじゃないだろうか。


もしかすると、頑張っていないと思うことで、完治しない現実を受け入れようとしているのではないだろうか。


そう思うと、何も書けなくなった。


なんて私は、浅はかなんだろう。


そもそも「元気付けよう」と思うこと自体が、自分のほうが優位だと思っている証拠である。


いったい何様のつもりなんだろう。情けない。

0 件のコメント: