4月1日土曜日の20時すぎ、タクミンからショートメールがきた。
月曜日の勤務の確認だった。
4月の勤務表をもらってなかったのだ。
私ももらってなかったけど、遅番であることは確認していたので、気にしてなかった。
しかし、気にしぃなタクミンは気になったらしく確認してきた。
課長にショートメールを入れて確認し、タクミンに返信をした。
私も勤務表をもらってないが、課長に確認したら、二人とも遅番だったと。
「ありがとうございました」と返信がきた。
確か金曜日に勤務の話をしていたはずだし、気になったのなら自分で課長に確認すればいいのに。
もし私が勤務表をもらっていたとしても、課長に確認すれば間違いないし。
何か話したいことでもあったのかな…と一瞬思ったが、それなら「ありがとうございました」だけで返信が終わらないはずだ。
「ちなみに、今日は◯◯してました」とか、「◯◯に行ってきました」とか話を続けるはずだ。
ということは、単に、課長に聞きづらかっただけか。
いちいち思わせ振りなことをする。
やっぱり"タクミン"だ。
(本物の斎藤工はそんなことしないのだろうが。あくまでイメージ)
そして、昨日、月曜日。
仕事が一段落して雑談していたら、ふいにタクミンが言った。
「錦帯橋の桜、まだ咲いてなかったよ」
「え? 錦帯橋の桜?」
あまりに突然だったので、いったい何のことかわからなかった。
もう一度タクミンは言った。
「錦帯橋の桜、咲いてなかった」
明らかに見てきたことを報告する口振りだった。
「錦帯橋、行ったの?」
驚いて尋ねると、「うん、由宇に」。
「あ、二軍?」
二軍の試合を見に行ったらしい。
なんとマニアックな。
「誰と誰と?」と茶化すと、「友達と」。
「ふうん、長い爪にマニキュア塗った髪の長い友達ですか」と言うと、「違う」と否定された。
ということは、土曜日、由宇球場から帰って、ふいに「そういや、月曜日って遅番だよな?」と不安になりメールしてきたってことか。
まさか、由宇球場へ行ったことを話したくて、「今日は何してたの?」と尋ねて欲しかったわけじゃあるまい。
それはないよな(笑)
しかも、そのあと昨年神戸に行った話になり、友達と行ったと聞いてたけど、わざと「デート? デート?」と再び茶化した。
無視された。
てことは、やっぱりデートだったのか。
友達だと言ってたから信じてたのに。
確か、あのときは、復元された零戦が展示されてるのを見に行ってて、その場から写真をメールしてきた。
「私も行きたい! なんで誘ってくれなかったの?」と返信したら、「友達と来ています」と返ってきたのだ。
そして、零戦を見たあと、六甲山に行っていた。
調べてみると、女子が好きそうなハーブガーデンなどがある場所だった。
そのとき初めて、本当は彼女がいるのかも…と思った。
そして、デート中に他の女にメールするって最低だなと思った。
彼女も可哀想。
なんか、これって、二代目のときも思ったかも(笑)
そんなろくでもない男ばっかり好きになるんだな私は。
もう少し男を見る目を養わなくては。
今年の課題だな。
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