2010年12月2日木曜日

「ル・ベスベ花物語」

東京の青山にある花屋さん「ル・ベスベ」の女性店主さんが書いた本です。


お花に関しては、いろいろと苦い思い出があり、
もっと早くこのお店を知っていれば…なんて思ってしまいました。


依頼があれば、北海道など遠方にも届けているそうなので、
次にお花を贈るときには、このお店にお願いしようと思いました。


お客様や花に対する姿勢や考え方が素晴らしく、それが作品に現れています。
写真は、本に掲載されているアレンジです。


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以前、同じ会社の他支店の方から突然、花束をもらって困ったことがあります。


確か誕生日だったとは思うのですが、
会議などで来られたときに二言三言かわすくらいの面識だったので、
いただいたときは本当にビックリしました。


しかも、巨大な白いかすみ草の花束で、
両手で抱えないと持てないし、抱えると前が見えないしで、

持って帰るのに苦労しました。


上記の本にも出てくるのですが、
白いかすみ草だけの花束というのは、かなり昔のアレンジです。
だから、もらっておいて申し訳ないのですが、
「今時こんなアレンジをする店あるんだ…」と、引いてしまいました。
そして、そんな店を選ぶその人にも引いてしまいました。


当然ですが、その方とは何にも発展しませんでした。
自ら発展させなかったと言ったほうが正しいです。
勘違いされてはいけないと思い、お返しもしませんでしたし、
バレンタインデーにも個人では何もしませんでした。
何かに発展するなら、洗練されたセンスの持ち主のほうがいいですもんね。


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それから、もう一つ思い出しました。
友人が出演する舞台を観に行ったときのことです。


会場にお祝いの花束を持参すると受付が混み合うので、

私は事前に花屋さんで配達をお願いしました。


そして当日、会場で、たまたま友人宛に配達されてきた花束を目にしました。
その中に私の書いた荷札が貼ってある花束を見つけたのですが、
それがもうビックリするような代物で、穴があったら入りたいくらいでした。


わりと派手好きな友人で、その日はピンクの衣装を着ると聞いていたので、
花屋さんに、 「ピンクの百合をたくさん使って華やかに」とお願いしたら、
「花の種類を限定すると、入荷しない場合もある」と言われたので、
「じゃあ、種類は任せるので、ピンクで華やかにお願いします」と頼みました。
金額も2万円と奮発しました。


しかし、当日そこにあったのは、すべてつぼみのバラだけの花束でした。
つぼみの先に、わずかにピンク色の花びらが覗いているので、
「ピンクで」という約束は守られているようですが、
20本くらいのバラ全部がつぼみで、誰がどう見たって華やかとは言えません。
豪華な花束に紛れた貧相な私からの花束。
恥ずかしいやら、友人に申し訳ないやら…
それに、2万円で20本って、いったい1本いくらのバラだよ!


公演会場に配達する場合、「観に行けないから、代わりにお祝いの花を…」というパターンがほとんどです。
きっとその花屋さんは、
「どうせどんな花が届くか贈る人間にはわからない」と思って、
そんな雑でセコいアレンジをしたのでしょう。


当然ですが、それ以来、二度とその店は利用していません。

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