ケータイの電池がなくなったため、レポが帰宅してからになりました。
悪しからず。
まず、蓮華寺へ向かいました。
昨夜の雨のおかげで苔が美しい。
雨上がりに苔庭を見るといつも思う。
昔の人は、雨の多い日本の気候に適した庭を作ってたのね。
それは頭がいいとかじゃなく、自然との共存。
本堂には太い柱が立っているのですが、その中の一本だけ、途中が継いであります。
写真の右手前の柱がそうです。
真相はわかりませんが、私はこんな風に考えます。
尾道に、御袖天満宮という社があります。
大林宣彦監督の映画「転校生」の男女が入れ代わるシーンで使われた石段があります。
その石段は、それぞれの段が一本の石でできているのですが、一番上の段だけ途中が継いであります。
これは「完璧なものはない」という教えなのだそうです。
蓮華寺の本堂の柱も、もしかすると「完璧なものはない」という教えなのかもしれません。
全く見当はずれだったらごめんなさい。
苔庭には所々にお地蔵さまが置いてありました。
半伽思惟像のような麗しい姿に、本当は庭園内での写真撮影禁止なのですが、こっそり撮影しました。
木立の中で物思いにふける姿が美しい。
蓮華寺。
私のお気に入り庭園ランキングの上位に入るかも。
苔庭、いいわぁ。
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