2013年5月28日火曜日

横綱

大関稀勢の里関の、来場所での綱取りの可能性が出てきました。


来場所14勝以上なら横綱昇進と、横綱審議委員会が決定したらしいです。


日馬富士関のときは、一場所目に全勝優勝していても、次の場所も優勝という厳しい条件だったのに。


日本人横綱が欲しいのはわかりますが、明らかに間違ってますよね。


そもそも"日本人の"横綱が欲しいというのが間違いです。


逆に、稀勢の里関は追い込まれてしまったではないですか!


これで本当に14勝で優勝せずに横綱になったりしたら、
「優勝せずに横綱になった二人目の力士」というレッテルを貼られてしまいます。


一人目のイメージが悪いだけに、それだけは避けたいところです。


先代親方とともに歩んできた相撲人生にも傷がつきます。


稀勢の里関には、来場所もし全勝優勝できなかったら、辞退するつもりでいてほしいです。
(言われなくても、そのつもりかもしれませんが)


だいたい、格下大関の琴奨菊関に一方的に寄り切られて負けてるのに綱取りなのがおかしいのです。


今の時点で「自分はまだ横綱になる力はない」と、稀勢の里関側から辞退してもいいくらいです。


甘い条件で横綱昇進なんかしたら、絶対「あまちゃん横綱」ってあだ名がつきます。


今どき珍しく中卒で角界入りして、約10年苦労してきたのに、その結果が
「あまちゃん横綱」じゃ、何のために頑張ってきたのか…


これまでの相撲人生、これからの相撲人生、両方のために、
辞退もしくは全勝優勝のどちらかしか稀勢の里関にはないでしょう。


頑張れ、稀勢の里。


生意気ついでに、もう一つ言わせてもらうなら、
心を変えようとしないこと。


稀勢の里関は、どこか無理して闘志を生み出そうとしているように見えて仕方がない。


心は変えられないよ。


自分の心を正直に受け入れて、自分に合ったメンタルトレーニングをすることです。


趣味が格闘技観戦だったと思うけど、稀勢の里関の場合は、
書道とか絵画とか、そういう自分の心と向き合うものが良いように思う。


繊細な心を大切にしてほしい。

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