2016年9月30日金曜日

40度の決意

21日(水曜)に、体調不良で早退した。

帰宅して、そのまま布団に入って、動けなくなった。

高熱にうなされ、両親は全く様子を見に来ない。

朦朧とする意識の中で、よく寝たきり老人が家族に気付かれないまま、いつのまにか死んでいた、というニュースがあるが、こんな風にして起きるのだろうと思った。

丸一日たって、父が様子を見に来た。

相撲中継が始まっても下りてこないので不審に思ったらしい。

とりあえず風邪薬を飲み、氷枕をした。熱を測ると39度7分だった。

そんな高熱は、私の記憶では産まれて初めてだ。

頭痛が治まってから、近所の病院へ行くと、診察中に気分が悪くなって意識が遠のき、救急車を呼ばれて、総合病院へ緊急搬送された。

救急車に乗ってから徐々に意識は戻り、会話もできるようになった。

総合病院では、一通り検査をしてもらった。

でも、原因はわからなかった。

ウイルスにも細菌にも感染しておらず、内蔵にも石や腫れなど異常はなかった。

薬を飲んで数日様子を見るということで、帰宅した。

帰宅して、上司に連絡し、1週間休ませてもらうことにした。

そして今日で、1週間たった。

昨日から発熱は治まり、軽く頭痛がするくらいになった。

万全な体調ではないが、これ以上休むのは無理だろう。

上司に、来週月曜から出勤すると伝えた。

一か八か。

もし、月曜に出勤して、また体調が悪くなったら、辞めるしかない。

原因は、わかっている。

簡単なことだ。ストレスである。

問題社員のお坊っちゃんと、役立たずのベテランと、地味に仕返しするタクミン、これらに囲まれて、もう限界なのだ。

休みの間、考えた。

このまま辞めてもいいかなと。

辞めて、しばらくバレエに専念して、来年6月の舞台が済んだら、お見合い結婚でもするかな。

職場環境に改善の見込みはない。

それなら、自分が変わるしかないのだ。

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