よそのバレエ教室のレッスンを受けに行った。
通っているエステサロンにカルチャースクールが開設され、講座の中にバレエのクラスがあったのだ。
1回だけの体験レッスンということで受けてきた。
相撲で言うところの出稽古みたいなものかな。
12年も習ってると、それなりのことはできるので、緊張しながらも自信を持って受けた。
しかし、注意はされる。それは構わない。注意を受けることは嬉しい。
問題は、注意された内容が、普段のレッスンで言われてるのと同じだったことだ。
当たり前と言えば当たり前なんだけど、へこんでしまった。
いつも同じ注意をされて、直すよう意識しながらレッスンしてるのに、未だ直っていないということだ。
しかも、よその先生が見てもわかるくらい明らかということだ。
毎回レッスンで何をやってるんだ、私は!
12年も習ってて、まだ完璧に体が使えていないなんて、この12年、何やってたんだ!
そう思うと、無性に悔しくなった。
悔しくて悲しくて…もちろん稽古場では泣かない。
帰りに車を運転しながら泣いた。
頭の中を、長渕剛さんの「ろくなもんじゃねえ」が、ぐるぐる回った。
♪悔しくて悲しくて堪えた夜
大嫌いだぜ大嫌いだぜ
ろくなもんじゃねえ
たかが、いつもと同じ注意を受けたくらいで泣くなんて、
いいトシして、ろくなもんじゃない。
絶対、あの体の使い方、マスターしてやる!!
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これは、12年の軌跡とでも言いましょうか、出演した舞台の写真です。
懐かしい…
こうしてみると、いろんな役をやったなぁ。
お気に入りはこれ、「シエラザード」
数年前にフィギュアスケートの安藤美姫選手が使った曲です。
評判が良かったのは、これ。
「眠れる森の美女」のお芝居の部分で演じた「貴婦人」の役。
舞台の後しばらくの間、バレエ教室の生徒のお母様方から「貴婦人さん」と呼ばれた。
チュチュにティアラも好きだけど、普通すぎて、あんまり印象に残ってない。
次の舞台までに、絶対もっと上手くなるぞ!
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