2012年2月26日日曜日
田中さんへ
アンガールズの田中さんが、抱かれたくない男性ランキングの2位に入っていました。
ま、それはいいです。キモキャラで売ってるわけですから。
問題は、有吉さんか誰かに振られて「抱きたーい!」と言ったことです。
キモくてもいいけど、下品であってほしくありません。
下ネタには極力参加しないでほしいし、もし誰かに振られたとしても、清純派アイドル並みに上手に受け流してほしいです。
キモキャラである以上、キモい以外の不快要素は極力持たないほうがいいと思うのです。
下品とか、不潔とか、無礼とか、怠惰とか。
特に、上品さと清潔感は堅守してほしいです。
私は田中さんの作るアンガールズのコントが好き。
なぜなら、下品じゃないし、誰かを卑下したりしないから。
そういうスタイルは今後も貫いてほしいです。
コントだけでなく雛壇でも。
バレリーナの将来
ローザンヌ国際バレエコンクールのハイライトが放送されていた。
日本の高校生が1位なったことで話題になったけれども、
今回その踊りを通して観て、やっぱりそうでもないなと思った。
将来性を評価するというコンクールコンセプトなので、そういう意味では正解なのだろう。
私は、コッペリアのスワニルダを踊った子が良かった。
アメリカのハンナさん。
テクニックで、ずば抜けて巧い子がいなかった中で、
プラスアルファとして評価されるのは、演技力、表現力、スター性。
それを踏まえると、ハンナさんのスター性は高評価に値する。
その証拠に、彼女は観客の人気投票で決められる観客賞に選ばれていた。
数年後、アメリカンバレエシアターとかでソリストになってそうな気がする。
将来が楽しみな一人。名前を覚えておこう。
2012年2月21日火曜日
2012年2月19日日曜日
八坂神社 美御前社
八坂神社の境内を散策中、一際目を引く桃色のお社を発見。
美御前社(うつくしごぜんしゃ)という、その名のとおり美を象徴する神様が祀られています。
スサノオノミコトが剣を振った際に生まれ出た三姉妹だそうです。
そのうちの一人がイチキシマヒメといい、別名弁天様です。
また、イツクシマヒメとも言うそうで、イツクシマヒメとその姉妹は、
広島の厳島神社に祀られています。
ということは、厳島神社は美の神様を祀っていて、お参りすると美しくなれるのか?
そんなことを考えた私は、
大丸デパートのマックスファクター(SK2)で乾燥がひどいので助けてとお願いしたら、
緊急お手入れ+フルメイクをしてくださいました。
マックスファクターの販売員さん、ありがとう。
おかげで一日、気分良く観光することができました。
2012年2月18日土曜日
京都の旅 一日目
いつも行き当たりばったりで無駄が多いので、今回は綿密な計画を立てたのですが、全く予定どおりにいきませんでした。
一日目の午前中は、東福寺と泉湧寺から三十三間堂辺りを回る予定でしたが、
ホテルのチェックインを13時で伝えてあったので、
東福寺の塔頭を一通り回ったところで時間切れでした。
午後は、四条烏丸の大丸でお土産を買って郵送しなければならず、
お土産選びも事前にしておいたのに手間取り、
しなければならない全てを終えたときには、すでに17時を過ぎていました。
予定どおりにはいかなかったけれども、人との出逢いに恵まれた一日でした。
光明院の、直接はお会いしてませんが、庭を観るための最高の環境を整えてくださった住職さん。
暖かい部屋を提供してくださった芬陀院の方。
分かりにくい小さな店を一生懸命探して、丁寧に道案内してくれたタクシーの運転手さん。
買うかどうかわからないのに、一つ一つ味見をさせてくださった永楽屋の販売員さん。
予算オーバーだから買わないとわかっていても、京都旅行の思い出にと、
清水焼の説明をしてくださった大丸デパートの販売員さん。
疲れて外出する元気がなく、ホテル内で夕食を取ろうと店選びに困っていたら、
声をかけてくれて、親身に相談に乗ってくださったロビースタッフの方。
どなたも名前を覚えていなくて、お礼状を出したくても出せないのが残念。
また京都へ行くときに訪ねて、お礼を伝えられたらいいな。
東福寺塔頭 退耕庵
100歳になった小町が井戸を覗き、水面に映る自分の姿を嘆いたと言われています。
「おもかげの かはらでとしの つもれかと たとえこの身に 限りあるとも」
井戸の横には小町堂があり、かつて貰った恋文を張り合わせて作った玉章地蔵が祀られています。
2009年の「京の冬の旅」では、書院の庭園が一般公開されたようですが、今回は拝観できませんでした。
荒廃していたこのお寺を再興した安国寺恵瓊という人は、安芸の国(今の広島県)出身だそうで、安国寺とは不動院のことだそうです。
この恵瓊という人、秀吉が天下を取ることを予言したことで有名らしいです。
東福寺塔頭 芬陀院
雪舟が作ったとされる鶴亀の庭(写真2枚目)があります。
山口県益田市の万福寺の雪舟庭に似ている気がします。
雪舟といえば、子供のころ涙で描いたネズミが本物のネズミになった話が有名ですが、この庭にも似たような話があります。
なんと、石組の亀がリアルすぎて毎晩動いたらしいです。
怖いからなんとかしてくれと言われた雪舟は、亀の石組に岩を突き刺して鎮めたそうです。
めでたし、めでたし。
そんな立派な庭ですが、昭和初期までは荒廃していたらしいです。
それを重森三玲さんが復元したそうです。
茶室「図南亭」の庭(4枚目)も同様だそうです。
このお寺では、500円追加でお抹茶とお菓子がいただけます(写真3枚目)
(図南亭ではありません)
「雪舟」と名付けられたこのお菓子は、老舗の亀屋良永のもので、ここでしか頂くことができません。
京都の冬は本当に寒くて、防寒を万全にしていても足の指がちぎれそうなほどでした。
玄関で受付の方とそんな会話を何気なくしたのですが、わざわざ庭に面した部屋のファンヒーターを点けてくださって、充分暖まるまでゆっくりしていってと勧めてくださいました。
優しい気遣いに、心まで暖かくなりました。
このお寺には、庭園のほかにも立派な屏風や襖絵などがあります。
携帯電話からの投稿のため、添付できる写真の数に限界があり、全てをお見せできないのが残念です。
2012年2月17日金曜日
2012年2月16日木曜日
京都 光明院
重森三玲の手掛けた波心庭があります。
写真にもあるように、このお寺は観光客を好みません。
本当に庭や建築に興味のある方のみ、お入りください。
私は庭への興味は真剣ですので、堂々と見せていただきました。
門をくぐると、重森三玲らしい巨石が、平らな面をこちらに向けて点在しています。
まるで自分自身を見つめるための鏡のようで、
「今一度、己に問いなさい。庭と真剣に向き合う覚悟はあるのか?」
と問われているようでした。
露地を抜け、覚悟を決めて玄関を上がると、あらゆる障子が開け放たれていました。
このお寺、受付にも案内にも誰もいません。音声案内もありません。
聞こえるのは、木々のざわめきと、滝の水音と、鳥のさえずりだけです。
あなたの心眼はこの庭をどう捉えるのか、そう問われているようでした。