2011年7月1日金曜日

モナさん引退


尾道出身のタレント、山本モナさんが、6月30日付で芸能界を引退したそうです。


結婚を機に色々と考え、本名の自分に戻って、これからの人生を歩んでいきたいそうです。


きっと世間の勝手なイメージと実像との間で、沢山の葛藤があったんだと思います。


通っているバレエ教室の友達に、モナちゃんと同じ私立の女子校で一学年下だった人がいます。


彼女によると、モナさんは生徒会役員をするほどの模範生で、さらに美人で有名で、下級生の憧れだったそうです。


少し前に彼女が、在学中のモナさんを知る先生に会ったとき、先生はモナさんの活躍をとても喜んでいたそうです。


それから、商店街の人から聞いたのですが、
モナさんと今のご主人が結婚前に、尾道の商店街を歩いていたことがあったそうです。


その数日後、週刊誌の記者が商店街の端から端まで一軒一軒しらみ潰しに
「山本モナさんと男性が二人で来ませんでしたか?」と聞いて回っていたそうです。


その店主さんも、別の店主さんも、来ていない見ていないと答えたそうです。


ところが更に数日後、同じ記者が、今度は男性の写真を手に、
「モナさんが一緒にいた男性は、この人ではなかったですか?」と、
見ていないと言ったにもかかわらず、一緒に歩いていたことを前提にした誘導尋問をしてきたそうです。


もちろん店主さんたちは、その手には乗らず、再度否定したそうです。


それから1ヶ月たっても3ヶ月たっても、週刊誌にモナさんの記事は出なかったそうです。
商店街の店主さんたちの誰も、モナさんたちが来たことを言わなかったのでしょう。


モナさん。
いつだったかテレビで、たった一人の大切な人が本当の自分を知っていてくれれば、他の人にどう思われようとかまわないと言ってたけど、そんな寂しいこと言わないで。
あなたの知らないところで、沢山の人があなたを応援し、守ってくれている。


根も葉もない噂や事実をねじ曲げた記事を書かれても、決して言い訳をしなかったモナさん。
これからは、もう強がらなくていい。
周りの期待する「山本モナ」を演じなくてもいい。
どうか一人の女性として、幸せな人生を歩んでほしい。


添付した写真はネットで見つけたものです。
本当のモナさんの微笑みが現れてるような気がします。


お疲れさま、そしてサヨウナラ「山本モナ」


2 件のコメント:

Kumiko さんのコメント...

モナさん、尾道のご出身だったんですね!
いつも明るくて笑顔がとても素敵なモナさん。引退はとても残念ですが、どうか幸せな家庭を築いてほしいです。

susely さんのコメント...

そうなんですよ。尾道なんです。

ただ通ってた学校は、隣の福山市にある私立のお嬢様学校なんですけどね。

世間では色々言われてますが、
地元でモナさんを悪く言う人はいないんです。

だから、「本当の自分はそんなんじゃないのに・・・」って、つらかったんじゃないかなぁなんて、引退の報を聞いて、勝手に思ってしまいました。

華やかな世界で注目されて、知性もあって、
家庭で専業主婦として夫を支えることに生きがいを見出せなくなるんじゃないか、
自分の能力の可能性を試してみたいと思うんじゃないか、
そして、真面目なモナさんのことだから、そんな気持ちを抱えながら夫婦でいることに耐えられなくなって、一人で生きる道を選ぶんじゃないか、それが心配です。

本当に何者かになれる人は、結婚していてもなれるはずですから。
たとえば、同じ尾道出身の作家湊かなえさんみたいに。

「結婚していなければ自分だって、才能を生かせて、スポットライトを浴びて、何者かになれたはず」なんてのは、ただの言い訳ですからね。

モナさんには、そんな風に考えてほしくないです。

女性としても優秀なモナさんのことだから、そんな心配は無用かもしれないけど。

とにかく、私にとってモナさんは、尾道にもあんな才色兼備な方がいるってことが誇りで、ちょっと鼻が高かったですから、その感謝の意も込めて、幸せになってほしいです。