2011年7月29日金曜日

相撲小説「渾身」

偶然見付けた相撲を題材にした小説です。


相撲は相撲でも、隠岐の島に伝わる古典相撲です。


隠岐古典相撲では、横綱という地位はなく、正三役大関というのが最高位なのだそうです。


その正三役大関に選ばれた男性と家族のお話なのですが、
隠岐古典相撲の伝統やしきたりが事細かに書かれていて、
改めて相撲の奥深さを知ることができます。


この小説を読んでから、隠岐の海関をちょっと尊敬の目で見てしまったくらいです。


特に力士の皆さんに、ご一読いただきたい一冊です。

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