安美錦関、三役復帰ならず(泣)
今日の隠岐の海との一番は、勝ったほうが勝ち越しで、来場所三役復帰という取組でした。
安美錦関も、痛む膝をこらえて粘ったけど、最後に引いてしまい、土俵を割ってしまいました。
昨日と今日、日馬富士の横綱土俵入りの露払いを、新入幕の大栄翔に代わってもらったくらいなので、膝の状態はかなり悪いのだと思う。
それでも、幕内三枚目で7勝するのだから、たいしたものです。
膝の調子を整えれば、三役復帰は間違いないでしょう。
無理のない稽古と充分な治療で、名古屋場所では三役として相撲を取ってほしい。
今年は、名古屋場所を観に行くことにしよう。
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ちなみに、優勝は白鵬。
立会い変化して(笑)、全身テーピングだらけの日馬富士に楽々勝利。
そうまでして勝ちたいか? と鼻白む私の父。
ゴルフコンペでズルをした板東英二さんが絞り出すように吐いた言葉を思い出す。
「勝ちたいんや!」
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一方で、男気を見せたのが、NHKの藤井アナウンサー。
5日目の取組で豪栄道関が右脚の内転筋を痛めたことを知っていながら、本人が公表していないからと、千秋楽の取組後まで黙っていた。
痛みに耐えながら2敗で優勝戦線に絡んだ豪栄道も、今日の稀勢の里との一番では、右脚を浮かせて左脚1本で立ち、一方的に寄り切られてしまった。
勝てば優勝の可能性の残る一番で、そんな取組をするということは、よほど痛かったのだ。
それでも、今日まで怪我を隠して相撲を取り、さらに優勝に絡んでいた。
豪栄道の、その心意気を見て、さすがに言わずにいられなかったと、藤井アナウンサーは怪我のことを明らかにした。
北の富士さんにも伝えていなかったようで、 「水くさいじゃないの~」と責められていた。
藤井アナウンサー、プロとして人として素晴らしい!
※写真は、今日のものではありません。
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