昨日はもう、タクミンと普通に、何事もなかったように接した。
他部署の同僚(中年男性)が、有給を利用して島根県の足立美術館へ行っていることを話したら、タクミンが残念そうに言った。
「あ~っ、だったら、ボールペンを買って来てくれるよう頼めばよかったな~っ」
タクミンは、以前足立美術館へ行ったときに買ったボールペンの使い心地を気に入って、愛用している。
ところが最近、インクがなくなってしまったらしい。
その言い方が、気のせいか、私に買ってほしいと言ってるように聞こえた。
来月はタクミンの誕生日である。
私は気付かないフリをして、「インクなくなったんだ? 替え芯は売ってないの?」と言った。
売ってるとタクミンは言った。
私は心の中で、『で?』と思った。それで私にどうしろと?
『誕生日プレゼントに買って来ようか?』とでも言うと思ったか?
私は変なところで、あまのじゃくである。
そんな風に、惚れた弱味につけ込んで、『買ってほしいアピール』をされると、かえって買いたくなくなる。
その一言、その態度で、一気に誕生日プレゼントをあげる気が失せた。
もしあげるとしても、足立美術館のボールペンもしくは替え芯だけは、あげたくない。
彼氏じゃない以上、プレゼントをねだられる筋合いはないのだ。
よく平気で、振った相手に誕生日プレゼントをねだるよな。
こういうところに、劫財帝旺の強欲さが出るよね~
ねだられなければ、あげたのに…
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