2016年6月18日土曜日

君をこそ待て

 
「宮城野の もとあらの小萩 露を重み 風を待つごと 君をこそ待て」
( 古今集、よみ人しらず)

宮城野の原の、下葉もまばらになった萩は露が重いので、風が吹いて散らしてくれるのを待っていますが、
同じように、この私も、あなたがおいでになって、重い気持ちを晴らしてくださるのを待っています。

宮城野は、仙台の昔の呼び名。

沐浴男が東北旅行に行っている間、まさに、こんな気持ちだった。

帰ってきたら、会えると思ってたのに。


0 件のコメント: