6時に目が覚めて、ふと思い立って、久しぶりに向田邦子を読んだ。
「愛という字」という短編集の「びっくり箱」。
夫に先立たれ、女手ひとつで育てた娘に、母親が言う。
「男性とのお付き合いは、特に慎重にお願いします。
キチンとした学歴、いばって名刺の出せる職業、妻子を養っていける収入は、夫となる最低条件だと思います。
釣り合いのとれた立派な生活の伴侶を選んで下さい。
情に溺れて道をあやまってはなりません。
白い歯を見せ、馴れ馴れしい態度を見せて、つけこまれることのないように」
これが、今の私への、ご先祖様からのメッセージかと思う。
しかと、肝に命じます。
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